治療日誌

脈診について

2019.05.21

皆さんこんにちは✨

本院の南谷です😆🎵🎵

最近は天気のよい日と雨の日が続きますが、段々と蒸し暑い日が増えてきましたね😅

春から一気に梅雨へ向かっている、そんな感じがしますね😥

 

さて、ひのうえでは鍼灸治療を行っていますが、そこで取り入れているのが脈診(みゃくしん)という診断方法。皆さんご存知ですか??

脈診は古来中国からの発信で時代によって様々な方法を発展させながら、今でも使われている診察法です。

さて、この脈診で何が分かるのか?

脈診ではその方法にもよりますが、今当院でつかっているのが「六部定位脈診」。これは手首にある脈の触れる場所で東洋医学で言う五臓「肝.心.脾.肺.腎.」この5つの臓器の状態を指先に触れる感覚で、どのような状態なのかを診ていきます。

脈から得られる情報は、知っていれば沢山あって分かりにくい所も沢山です(^_^;)

なので先程説明した六部定位脈診で臓器の場所が決まり、そこから代表的で分かりやすい祖脈という方法を使います。

祖脈ってどんなものでしょうか?

その代表的なものを紹介していきましょう!

浮脈(ふみゃく)

まず脈が指先を乗せた瞬間から触れる脈の状態です。少し元気過ぎたり、病態が表面にあるというのが分かる脈です。

沈脈(ちんみゃく)

逆に深く指先を押し込む事で触れる脈。弱っていたり、病態が内側、内臓や奥深くにあるというのが分かる脈です。

数脈(さくみゃく)

打つ拍動数が多い脈。ひと呼吸に5回以上の拍動があるものです。

遅脈(ちみゃく)

打つ拍動数が少ない脈。ひと呼吸に4回以下の拍動があるものです。

この数遅脈では病態も分かりますが、必ずしもそうでは無いという経験値が関わってくる事が多いので割愛させて頂きます(^_^;)

実脈(じつみゃく)

これは先程説明した浮脈や沈脈の状態が分かった後も、少し指先を押し込んでみると、それでも打ち返してくるという脈の状態です。元気な脈ともとれますが、他の脈と合わせて診る事で体の中の病態と闘っている脈ともとれます。

虚脈(きょみゃく)

実とは逆に指先を押し込むと浮脈でもすぐに触れなくなったり拍動がその場所だけ触れないといった脈の状態です。元気がなくなり、悪さをする病態に返す刀もなく負けてしまっている脈です😭

他にも滑脈や渋脈といった脈がありますが、ぱっと触ってもこれは分かりにくいので名前だけに留めておきますねー😅

皆さんもこれを機に毎日、朝起きてから脈に触れてみて、浮いていないか沈んでいないか、速くないか遅くないか、力があるかないか、そんな所を診てみてください♪

因みにそれらが過ぎていない脈を平脈といって、健康な脈になります。その為には、きちんと確保された睡眠と、定期的な運動、バランスのとれた食事を継続する事が大切です。そういう僕も中々😅 晩御飯が遅くなったり、うたた寝をして嫁に叱られ呆れられたり😂

ですがそんな日が続かない様に戒めの如く朝起きてから脈に触れて、自分の体と会話して、ごめんねと自分にも家族にも言える様にしていきましょう。

またの機会には脈から得た情報で、実際どんな症状が体に現れるのかを紹介していきたいと思います。

例えば肝の脈が実脈で元気過ぎる時はイライラしやすかったり😤などなど

ではでは(^^)/

 

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