治療日誌

更年期障害の症状と対策

2019.11.19

こんにちは!本院の久保です。

女性の体調不良で悩む大きな原因の1つに更年期障害があります。私の母親も50歳を過ぎ、なんとなく体がダルい・身体の冷え・イライラなど様々な症状に悩まされている所をよく見かけます。

そもそも、更年期障害とはどういうものか、仕組みや症状、対策についてお話したいと思います。

 

更年期とは?

⇒女性ホルモンが急激に少なくなり体内の環境が大きく変わる時期!!

女性ホルモンは卵巣から分泌されるホルモンで月経や妊娠・出産といった女性の体の営みを調整しています。卵巣の働きは25歳くらいの時がピークになります。その後、卵巣は少しずつ小さくなり働きが弱くなっていきます。特に40歳を過ぎると急速に働きが低下していきます。それに伴い女性ホルモンの分泌も著しく減っていきます。この時期が「更年期」の始まりです。ここで注意ですが、更年期は閉経した後を指すと思っている人が多いですが、医学的には閉経を挟んで前後5年間くらいを更年期といいます。

 

引き起こされる様々な症状

ホルモンバランスが崩れるということは、体内の環境が大きく変化することを表します。更年期に引き起こされる症状として肩こり・冷え・ほてりなどの体の症状や、イライラ・不安感・といった精神的な症状など人によって様々です。また、女性ホルモンの欠乏から正規が委縮するなど、女性としての体が変化していき全身に影響を与えて病気が起こりやすくなったりします。環境の変化、人間関係などのストレスが症状を悪化させることがあり、更年期障害の症状の強さは人によって違います。

症状が似ている病気

上記のように更年期性が依で現れる症状は様々にあります。なので、更年期障害と思っていたものが実は別の病気から引き起こされていることに気づかないことも・・・!

眩暈⇒更年期によく見られるのは、立ち眩みのような体がフラフラとする眩暈です。このような症状が現れる病気として「貧血」です。食事からとる鉄分が不足してなることもありますが、更年期の始めごろは月経の際の出血量が多くなるといった変化が現れる為、貧血が起こりやすくなるのです。

倦怠感⇒体が重くて何も気力がわかない場合、甲状腺ホルモン分泌低下も考えられます。代表に挙げられるのが膠原病の1つである「橋本病」です。症状として首のつけ根が腫れる他瞼がむくむ声がかれるなどがあります。

不正出血⇒更年期には不正出血があることも。良性腫瘍の子宮筋腫では、その筋腫が大きくなって不正出血の症状現れます。

 

更年期を快適に過ごすために

肩こりや冷え、ほてりなどの更年期症状を改善して毎日を快適に過ごすためのポイントを紹介します。

①肩こり

              ⇒・ぐっすり眠って自律神経を安定させる

                  ・足を温めて全身の血流を改善する

②冷え

          ⇒    ・軽いストレッチで筋肉をリラックスさせる

                ・血管を収縮させる働きのあるコーヒーの摂り過ぎに注意

③ほてり、発汗

             ⇒   ・汗をかいたら下着だけでもこまめに取り替える

                    ・温度調節のしやすい服装を心掛ける

 


ひのうえ鍼灸整骨院

DSC_1344

TEL:0744-33-8304
月~金 9:00~12:30、15:00~19:30
土  9:00~12:30
日・祝日 休診、月2回臨時休診あり
完全予約制 になっておりますので、お手数をおかけしますがメール・お電話 にて ご予約 をお取り下さい m(__)mお電話では、当日のご予約も承っております。

 

たいが鍼灸整骨院


橿原市中曽司町172-30 コーポ真菅1階
TEL:0744-23-0399
月・火・木・金 9:00~12:00、15:30~20:30
水・土  9:00~12:00
日・祝日 休診
たいが鍼灸整骨院(真菅院)は 予約優先制 です。
待ち時間を減らしスムーズに治療を受けるためにも
事前に ご予約をお取りする ことを おすすめ します(*^^*)

カテゴリー

月別アーカイブ