治療日誌

骨のお話

2018.12.28

皆さんこんにちは総院長の樋上です。

あっという間に今年も終わりに近づいてきました。皆さんどんな1年だったでしょうか。

また年末年始は交通事故が後で本外します。急ぐことが多いと思いますが注意して運転してください。

当院も交通事故専門に扱っている整骨院です。交通事故にあったら是非相談して治療を受けてください。

家族や友達に交通事故に遭われた方がいらっしゃったらぜひ紹介してください。皆様のプラスになるように全力で治療いたします。

 

カルシウム不足は骨粗しょう症を招いてしまう。

 

カルシウムをとって骨を強くしようとよく言われます。カルシウムは骨の材料ですから成長期にカルシウムが必要なのは当然として、大人になってもカルウムが必要なのは何故でしょう。硬い骨は、体が成長する過程で出来上がり、その後は一生変わらないように思いがちですが、そうではありません。

新しい皮膚の細胞がどんどん生まれ、古い角質は垢になって落ちていくのと同じように、骨も古いものが強され、新しいものができていくと言う新陳代謝を日々繰り返しています。

ですから新しい骨を作るために、骨の材料であるカルシウムが不可欠なのです。

ただ骨にカルシウムが必要な理由は、骨の材料だからだけではありません。カルシウムは心臓家の筋肉などの働きを円滑に行うためにも欠かすことのできない物質です。

そのため血液中は常に一定のカルシウム濃度が保たれています。もし濃度が低くなれば心臓が止まったり脳が働かなくなったり、筋肉が痙攣したりして生命を維持できなくなります。このようなことが起こると困るため、不足したときにはいつでも補えるよう、カルシウムは体に蓄積されていますその貯蔵場所が実は骨なのです。

 

骨は貯蔵庫なので、食事によるカルシウム摂取の状況によってカルシウムが出入りしています。カルシウムが体にたくさん入った時は、骨に蓄積していき食事でのカルシウム摂取が不足すると骨からカルシウムを溶かし出して血液中に送っているのです。

このようなことから、いつもカルシウム不足でいると骨からカルシウムがどんどん抜けていくのです。するとどうなるか骨がスカスカの状態になり、ちょっとした衝撃を受けただけでも骨折するようになってしまいますこの状況が近年よく耳にする骨粗鬆症です。

骨訴訟症は中高年の女性によく見られます。骨の新陳代謝には女性ホルモンが関わっているため、女性ホルモンの分泌が極端に減るAK以降になると、骨を作る機能が低下してしまうためです。骨の形成には、ビタミンDや運動も関係していますですからカルシウムを取ることはもちろんビタミンDの補給や日ごろの運動で骨粗しょう症をしていきましょう。

 

さらに年末の忙しい時期によく起こるのが腰痛症ではないでしょうか。腰痛は背骨の負担から起こることが多いです。腰痛は人間だけに起こると言われていますがそれはなぜでしょう。私たちの体を支える大黒柱である背骨は、1本の骨のように思えますが、実は複数の骨が縦に積み重なってできています。

背骨を構成しているのは、円柱の後部に複雑な突起を持つ椎骨と言う骨です。

この椎骨が26個積み重なっているわけですが、背骨は骨だけでできているわけではありません。椎体と椎体の間には、椎間板と言うクッションの軟骨が挟まっています。クッションが入ることで、体を曲げても硬い骨同士がぶつかることをなくスムーズに動く仕組みになっているのです。

背骨は体を支えるだけでなく、脳からの指令を体の隅々まで送る通路の薬メモしているわけです。背骨はまっすぐではなく、横から見るとゆるく英数字カーブを描いています。私たちが歩いたり走ったりすると体が上下運動をします。

背骨がカーブしているのはこのときの衝撃を吸収するためです。この柔軟な背骨のおかげで、私たちは二本歩行で立って歩くことができるのです。

とは言え、体重が分散される4本足の動物と違い、日本足の人間は重い上半身を背骨だけで支えているのですからその負担はかなり大きいものです。

とは言え、体重が分散される4本足の動物と違い、日本足の人間は重い上半身を背骨だけで支えているのですからその負担はかなり大きいものです。

特に骨盤の上にある腰椎は最も負担を受けやすい箇所です。

そのため私たち人間はしばしば腰痛に悩まされることになります。

そんな腰痛を根本的に矯正治療で改善して腰痛になりにくい体を作る治療を行っています。ぜひとも体験してみてください。

 

来年は1月4日から診察いたします。皆さんの来院をお待ちしています。

今年も1年間ありがとうございました。

 

 

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