治療日誌

のどの痛み、お早めに!

2018.11.13

たいが鍼灸整骨院の竹村です。

だんだんと秋も深まってきましたね。

先日登った金剛山も、紅葉できれいですよ!

この季節の変わり目によく出る症状の一つが「のどの痛み」です。

のどがイガイガする、ツバを飲み込むと痛みを感じる、のどの奥が赤くはれている、などなど。

朝起きるとのどが痛くて声がでないなんてことも!

のどの痛みは、のどの粘膜が炎症を起こしている状態から来ていることが多いです。

夏から秋、冬と季節が変化するこの時期には、気温や気圧の変化で自律神経のバランスが乱れがちになることで、体の免疫力が低下したり、体調も崩れがちになります。

 

東洋医学的に考えてみましょう。

古典をひもといてみると…

体は「衛気(えき)」という四肢や皮膚の間など体中をめぐって守っている働きの気があります。

昼間は皮膚や筋肉の間など外側をめぐっていて、夜になると体の中に入って内側をめぐっています。

もし外界から刺激をうけると、そこに衛気が集まってきて、皮膚のしまりを閉じたり開いたりして、汗を出したり出さなかったり調節します。

この時に、衛気が虚してると、皮膚のしまりが調節できず、汗が出やすくなったり、逆に閉じて汗が出なくなったりします。

 

今の季節は特に寒さ、つまり寒の邪がこの衛気の守りの弱いところにつけこんで体の中に入ってこようとします。

体が元気な時(肺の臓の精気が充実してるとき)は、衛気の循環がうまくいってますから、寒邪の侵入を防ぐことができます。

しかし、体が弱っているときは、衛気の守りが充分ではないので、寒邪が侵入してきて、寒気や発熱などのカゼ症状がでてきます。

 

カゼの熱も、その進行具合、深さによって症状が変わってきます。

まず体表に一番近い部分(太陽経)に熱が停滞すると、悪寒、発熱、頭痛、首筋がこるなどの症状が出ます。

これはカゼのひきはじめ、漢方薬では葛根湯の症状です。

発熱と悪寒の両方あるのが特徴です。

そこからもう少し病が進むと、次の段階(陽明経)に熱が移ります。

ここまでくると、鼻が乾く、目が痛い、頭項痛、咽喉痛などの症状がでてきます。

そして、悪寒が少なくなり、熱の症状が強くなります。

鍼灸治療では、その病の深さ、熱の位置にあわせて治療します。

長引くカゼなどでも早く体を立て直すことができますよ!

 

 

しかし、のどの痛みは、季節の変わり目の要因だけではなく、オフィス内、ホテル、飛行機などでエアコンによる乾燥が原因の場合もあれば、

テンションが上がって長時間しゃべりすぎてしまったり、カラオケで歌いすぎたり、アルコールの摂りすぎによっても、のどの痛みは引き起こされてしまいます。

 

のどが痛くならないように、予防、対策を少しあげてみました。

  • 喉を潤す(乾燥対策する)
  • 食事や睡眠の取り方に気をつけ免疫力アップ
  • あまり喉を使わず休ませる(大声を出したり長時間喋り続けない)
  • こまめにうがいをして喉を洗浄
  • 緑茶や紅茶など、常温からぬるめの飲み物で水分補給して喉を潤す
  • 唐辛子など喉への刺激が強いものは口にしない
  • 移動中はマスクを着用して乾燥対策。のど飴があるとさらに良い
  • 室内は加湿器や濡れタオルで保湿する
  • 寝る時は喉周辺をネックウォーマーで温める
  • できれば寝る時もマスクを着用

 

のどの痛み、カゼかな?と思ったときは、早めの対策で、カゼをくい止めましょう!

 

 


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